レポート|滋賀サマーキャンプU15

こんにちは!
けんいちコーチです!

ダイアモンドバスケットボールスクールの中学生メインのサマーキャンプ!
滋賀マキノまで遠出をしてバスケ三昧の2日間を過ごしました!

練習では、キャンプのメインテーマである「チームビルディング」を選手たちに学んでもらいました。

バスケットではミニバスの子どもたちも、NBA選手も、どんな選手であれ、
チームの一員としてプレーするのでチームの役割を果たす必要があります。

チームの中でそれぞれが自分の長所を発揮して、責任を持って役割を果たして、
チームに貢献できる選手を目指してほしいと考えています。

そんな期待に選手たちも全力で答えてくれた充実した2日間でした。

もちろんバスケだけではなく、琵琶湖で泳いだり、皆で遊んだり、楽しい思い出もたくさんできたんじゃないかなと思います!

バスケも遊びも全力100%で楽しみ、2日間で成長できた選手も多かったと思います。

2日間ありがとうございました!!

「偶然」と「必然」

「NBAを知っていますか?」

ダイアモンドバスケットボールスクールの、僕が担当している各クラスで【NBA】というワードを出しても、それよりスラムダンクの方を知ってる子たちが多いです。笑

だから僕はいつも、「NBAは、世界で一番バスケが上手い人たちが集まって試合するリーグ」と説明してます。

歴史的瞬間がおとずれる

さてそんなNBAで、2023年2月8日(日本時間)に歴代最高得点の記録更新がありました。それは、ロサンゼルス・レイカーズに所属する

レブロン・ジェームス選手38歳)による※以下、レブロン

実に38年ぶりの新記録更新となりました。

出典:月刊バスケットボールWEB

レブロンは18歳の時に高校卒業と同時にNBA入りを果たし、そこから20年間という現役生活を闘い、1984年にカリーム・アブドゥルジャバーが記録した3万8387点を抜いて歴代トップに躍り出たのです。

記録を達成した時点から、この記録をあとどのくらい伸ばすか?というところに注目が集まっています。38歳で現役というだけでも…というよりもNBAで20年間各チームと契約を続けるだけでも本当にすごいと思うのですが、

今後誰も私の記録を抜けないだろう、とカリーム本人も言っていたほど更新は難しいと思われた記録を塗り替えられる瞬間が来たことは感動的です。

 

どれくらい凄いか?

NBAのレギュラーシーズンは82試合。

レブロンがNBAデビューしてから全試合に出場して、全試合20得点を記録しても

1シーズンで稼げる点数は1640点です。

20年間1試合も欠場することなく、その活躍を続けても、3万2800点で、歴代5位のマイケル・ジョーダンをようやく追い抜く程度になります。そのペースの得点だと今回の記録を達成するには23年以上かかってしまいます。

日本人のNBAプレイヤーである八村塁選手や渡邊雄太選手が1試合20得点を記録したとなれば、日本のメディアは大いに盛り上がるでしょう。

NBA Rakutenサイト』では

「八村選手がレブロンの記録に追いつくには、60年間プレーしなければならない」と揶揄されています。

つまり、キングレブロン…本当のバケモンなんです。

出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2018/06/01/nba___split_3/

 

記録達成の背景にある数々の「偶然」

この偉大な記録達成の背景に、

「これは偶然なの?」と目を疑ってしまうようなことがたくさんあります。

 

1)カリームの記録について

カリームがレブロンの前に歴代最高得点を記録したのは1984年です。

レブロンが産まれたのは、1984年なのです。

2)レブロンの背番号について

レブロンがNBAデビューしてから2021年まで身につけていた背番号は「23」

歴史的瞬間は、2023年に起きたのです。

また、「23」はバスケットボールの神様と言われる、マイケル・ジョーダンと同じ背番号です。

3)達成した日付にまつわる話

これは日本人的な目線ですが、歴史的瞬間は日本時間で2月8日でした。

ロサンゼルス・レイカーズのロスター(チームメンバー)には、日本人の八村塁選手が在籍しています。彼はレイカーズに移籍後、背番号28番をつけています。

出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/856370

「28」この数字は、NBAレジェンド、故コービー・ブライアントの愛娘であるジジの背番号「2」と、コービーの背番号「8」を組み合わせたものであり、八村選手の誕生日である2月8日と重なります。

八村選手がレイカーズでデビューを果たした日は、日本時間とややズレが生じているものの、コービー・ブライアントとジジの命日であったと言われています。

 

全て「偶然」でこの瞬間を迎えていることに、「必然」を感じてしまいます。

巡り合わせとか、ってやっぱりあるよなぁ!!

って思わされる出来事が起こっていると思います。レイカーズというチームが何かを持っている可能性もありますね。

 

「偶然」と「必然」

偶然とは、他のものとの因果関係がはっきりせず、予期できないような仕方で物事が起こること。

必然とは、かならずそうなるに違いなく、それ以外にはありえないこと。

 

レブロンの記録更新は彼の努力の賜であり「必然」だったとするならば

そこで起こる奇跡的な巡り合わせというのもまた「必然」とも思えてきます。

 

自身の身に起こることのおおよその出来事は

「偶然」ではなく「必然」であると思います。

 

勝利の女神は、細部に宿る という言葉がありますが、

当たり前のことをひとつひとつ、一生懸命取り組んでいけば、

いつか、そのひとつひとつが1本の線でつながるような出来事が起こる

 

それはもう、「偶然」ではなく「必然」でしょう。

 

レブロンと同い年の僕。

自分は高校を卒業した後、色々と紆余曲折ありましたが

その間ずっと、世界最高の舞台で常に最前線で活躍し続け、

なんならまだあと5年くらいは続けれるんじゃ無いか?ってくらいのコンディションを保っているレブロンには脱帽というか、もう頭皮から全部もってかれるくらいの感じです。

これからは、もっとレブロンを応援したいと思います。

 

やまぐちコーチ

ダイアモンドバスケットボールスクール

一歩を踏み出す

こんにちは!やまぐちコーチです。

2022年も今日が最終日ですね。本年もたくさんの方に支えられ、新しい出会いもあり、大変お世話になりました。一生に一度しかない2022年はもうすぐ終わり、新しく2023年を迎えようとしています。

そう考えると今、顔を合わせられる人たちとの出会いは尊く、有り難いものだと感じます。2023年も「今」を大切にして過ごしていけたらと思います。

 

今年12月3日に公開され、話題となっている映画「THE FIRST SLAMDUNK」は、13年もの準備期間を経て私たちファンの前に姿を現した個人的には今年最高の衝撃を与えてくれた作品でした。

また、スラムダンクは“忘れかけていた熱いもの”を思い出させてくれました。

※以下、ちょっとだけネタバレ入ります。

 

「諦めたらそこで、試合終了ですよ?」

とか

「俺は、今なんだよ」

とか…

 

漫画全体を通してもそうでしたが、この映画でも、スラムダンクの名言たちは

“常にチャレンジャーでい続けることの大切さ”を、思い出させてくれます。

 

私の高校時代の恩師が言ってた心に残っていることは

「後悔だけは絶対にするな」でした。

この“後悔”とは何か?

 

辞書には、後悔とは

「してしまった事について、後から悔やむこと。」と記されています。

ここで言う、してしまった事=相手を傷つけたり、人に迷惑をかけたりすることであって、おそらく”チャレンジしたこと”ではないと思います。

辞書の内容は、”反省”に似た意味に近いのかな?と…。

 

バスケットボールや私生活の中で、

「一歩踏み出す」のか「その場にとどまる」のかを選択する場面は多くあると思います。

一歩踏み出す=チャレンジする

その結果、ダメだった時は後悔ってそこまで残りませんが、チャレンジしなかった時の方が”後悔”はずっと残ります。

一歩を踏み出すその瞬間は、その瞬間にしか存在しないこともあるからです。

 

THE FIRST SLAMDUNKの監督であり、SLAMDUNKの作者である井上雄彦先生は、

「痛みを乗り越え、一歩を踏み出す」

主人公の姿を映画の中で描いたと後から語っていますが、製作に関わった自分の姿もまた同じであったそうです。漫画を書くことと全く違って、たくさんのプロフェッショナルな製作スタッフに自らが描いて伝える必要があった。説得力のある絵を描くために、ひとつひとつの精度を上げる必要がある。

井上先生は、今回の映画製作を通じて「絵がうまくなった」と実感しているそうです。妥協なく人に描いて伝えることを映画製作の中で続けることは、きっと想像を絶するほど骨の折れる作業に違いないのですが、その痛みを乗り越える経験は、おしなべてマンガに帰ってくることを体験したそうです。

挑戦が本人に残したものとは、それは結局、マンガ家、井上雄彦としての成長だった。

※ザ ファーストスラムダンク リソースより

 

 

やるかやらないか?迷うならやった方が後悔は残らない。

全てにおいて言えることでは無いかもしれませんが、一歩踏み出してみることは大切です。そして、一度チャレンジしたからには、簡単にあきらめない事も大切だと思います。

簡単にあきらめる人は、きっと、チャレンジしたことを後悔するのだと思います。

何にしても、諦めることはとても簡単で、とても気持ちが楽になるものです。

 

でも、自分ができることを精一杯、妥協せずにやり尽くした結果、続けることをあきらめた人には

後悔の念はどこかにあったとしても、その経験値が自分の“糧”=”スキル”になっていくのだと思います。

 

2023年も、チャレンジを続けましょう。

そして、後悔すら糧にして、走り続けましょう!

 

本年もありがとうございました。

来年も引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

バスケットボールを、もっと身近に。

バスケに敵はいない。

こんにちは!

けんいちコーチです!

 

今回は

「バスケに敵はいない。」

と言うお話です。

 

スクールでは外部チームの方などお誘い頂いて練習試合などに出向くことがよくあります。

また、DSELECTというクラブチームでは公式試合やリーグ戦など大きな大会に参加させて頂くこともたくさんあります。

 

その中で対戦相手チームのことを「敵」と呼んでしまう選手がいるのですが、

その度に

「敵って呼んだらあかんでー。」

と注意したりしています。

 

僕は相手チームのことを「敵」と呼ぶのは間違いだと思っています。

僕は絶対に相手チームのことを敵と呼んではいけないと思っています。

それはなぜか、

英語に置き換えて考えてみるととてもわかりやすいです。

味方チームのことは「Teammate(チームメイト)」
相手チームのことは「Gamemate(ゲームメイト)」

と呼ぶことができます。

味方チームも相手チームも一緒に同じバスケットボールをプレーする仲間であり、僕はむしろ感謝するべき相手だと思っています。

相手がいないと試合が出来ないので、試合をしてくれることに感謝するべき相手です。

また、試合をすれば勝ち負けの結果が必ず出ますが、

もし負けたとしても自分たちの課題に気づくことができ

成長のきっかけをくれる感謝するべき相手です。

 

DSELECTでは、チームの課題として、毎回の試合の時に

「相手チームの良いところを必ず一つ見つける。」

という取り組みをしています。

相手チームの良いところを見つけて、それを自分たちのチームにも取り入れていこう。

と話しています。

 

自分たちがより成長するために相手チームの良いところを盗む。

そのためには相手チームの良いところを見つけないといけないが、相手チームを「敵」として認識していてはなかなか良いところは見つけられない。

だからこそまずは相手チームをリスペクトする。感謝する。

そのために言葉として相手チームを「敵」と呼ばない。

つまり、バスケに「敵」はいない。

 

そんな考えを持ってバスケができたらもっとバスケが楽しめるんじゃないかなと思います!

それではまた!!

 

 

【バスケ】パワーレイアップ | ペイントエリアでの得点力を高めよう!

バスケットボールの試合中にペイントエリアまで攻め込んだものの

ディフェンスがしっかりついてきて、無理なシュートを放ってしまったり

苦し紛れのパスを出した経験ありませんか?

 

密集地帯であるペイントエリア内は

オフェンス側もディフェンス側もお互いに緊張感のある空間です。

 

ディフェンス側からすれば、

オフェンスがアウトしたパスがシュートにつながらなかったり

苦し紛れのプレーをさせれば一旦はディフェンス成功です。

 

ペイントエリアでは、3秒ルールも気をつけなければなりませんね。

 

なのでオフェンス側からすれば、

ディフェンスがついてきても怯まずに、

ペイントエリアで脅威を与えたいところです。

 

今回ご紹介するパワーレイアップ

スピードを活かしたレイアップシュートと違って

フィジカルを利用してファウルを誘発したり

スペースを作り出してフィニッシュするスキルになります。

 


パワーレイアップ(アウトハンド・インハンド)


 

ステップ後のシュートフェイク、ターンアラウンド、ステップスルーなどアレンジして対応できるので、身長が同じくらい、またはそれ以下だったり、体重や筋力が自分よりも劣る場合にゴール下で非常に有効に使える技かと思います。

 

バスケットボールは、フィジカルコンタクトが多いスポーツです。

身体の当て方、使い方については細かなルールが設定されていますが

接触プレーは自チームが優位に立てるように積極的に使っていくべきだと思います。

 

是非、たくさん練習して試合で使える技にしてみてくださいね♪

 

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【PG必見】ワンハンドスナップバウンズパス4選

パスセンスのある人って何が違うと思いますか?

 

ドリブルしながら周りがみれる?

一手二手先まで予測している?

アイディアが豊富?

視点をたくさん持っている?

どれもとても重要なことですね!

 

ただ、この議論には、

「パススキルの基本を身につけていること」が大前提としてあります。

 

基礎、基本として、パスはボールを両手でキャッチしてから行うことが大切だと思いますが、試合中にはその時間が無いことの方が多かったりします。

 

ドリブルしている状態から、片手でそのままパスを出す。

片手でパスを出せる、というスキルを右手も左手も身につけたら

ナイスアシストへのさらなる一歩を進み出せる気がしませんか?

 

ということで、こちらの動画を是非ご覧ください。

 


【PG必見】ワンハンドスナップバウンズパス


 

スクリーンプレーでのパスワーク、

アウトサイドからインサイドプレイヤーへのパス、

どちらもガードスキルとして非常に有効で実践的なパススキルを

分解して練習できるようにドリル紹介しています。

 

バスケットボールの試合では、

ドリブルスキル・フィニッシュスキルはもちろん大切です。

しかしそれらは、チャンピオンシップにおいてはある程度チームでG・F・Cのポジション(配役)が振られていくものなので、試合中に使うスキルはそれによって偏る傾向があると思います。

5人全員に平等に求められるものはパススキルだと思います。

パススキルを高めれば、ターンオーバーも減らすことができます。

 

是非たくさん練習して、

実践でかっこよくパスできるようにしましょう♪

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試合で使えるユーロステップ | シチュエーション別3選

レイアップシュートに行こうとしたら、

ディフェンスがコースに入ってきて止められてしまった経験、ありませんか?

 

ドリブル中にレイアップに行きたいのに、ディフェンスのプレッシャーがきつくて

ベースラインに寄せられて思うようにフィニッシュまで持っていけない・・

そんな経験も、バスケに夢中なあなたなら、きっとあると思います。

 

そこで身につけておきたいスキルをご紹介したいと思います。

それが「ユーロステップ」です。

 

「ユーロ」とは、ヨーロッパを意味する言葉です。

ヨーロッパステップってなんですか?

ってことなのですが

 

ユーロステップを一番最初にやりはじめた選手が

ヨーロッパ出身の選手だったという説があります。

出典:https://kinokopost.com/manu-ginobili-bio

 

言葉で説明すれば

通常のレイアップシュートの1・2ステップを横に踏む

という表現で良いかと思います。

 

勢いに乗っていれば正確には斜め前に進みながらとなりますが

急激な横移動をすることで相手ディフェンスを「ひょいっ」とかわすことができるスキルになります。

 

ちなみに、このステップは

ひと昔(ふた昔?)前まではトラベリングでした。

レイアップシュートはまっすぐ踏み込むしか無かったんですよね・・

 

自分が現役時代にこのステップがあれば良かったのになぁ

と非常に羨ましく思ってしまうのがユーロステップです。

では、観ていきましょう♪

 


試合で使えるユーロステップ | シチュエーション別3選


 

この動画では、ユーロステップが使えるシチュエーションに合わせて

3つ紹介させていただいております。

 

せっかく技を覚えても、「ここ」ってタイミングで使えないと意味がないですよね。

ステップの基本ができるようになったら、ディフェンスをつけて練習してみてください。

 

1)ヘルプディフェンスに対して

自分のことをマークしているディフェンスを抜いた後に、

仲間をマークしていた他のディンフェスがヘルプに来た時に使えます。

 

2)タイトなディフェンスに対するプレッシャーリリース

自分のことをマークしているディフェンスがタイトについてきた時、

ユーロステップで進行方向を変えることでプレッシャーを開放することができます。

 

3)速攻を阻止しようとするディフェンスに対して

ファストブレイクなどのシーンで慌てて追いかけてくるディフェンスに対して

相手ディフェンスの進行方向と逆にステップを踏むことで簡単に振り切ることができます。

 

1歩目から2歩目・・

急激にコースを変えられるユーロステップを使いこなすことで

試合中の得点チャンスはかなり増えてくると思います。

 

是非、活用してみてくださいね♪

 

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【バスケ】ボールを持っていないオフェンスに「何もさせない」ディフェンス

バスケットボールの基礎練習を紹介しているメディアでは、

オフェンススキルが注目されがちですが

強いチームに共通しているものは「ディフェンスの強さ」だと思います。

 

いくらオフェンスで得点がとれても

同じ点数またはそれ以上の点をとられてしまっては

良い結果につながりません。

 

「よし!じゃあ、オフェンスに1点もとられないディフェンス力を身につけるぞ!」

と躍起になっても、残念ながら・・

 

バスケットボールにおけるディフェンスは

常にオフェンス側よりも劣勢であることは明白です。

オフェンスが先出し、または後出しジャンケンをしている以上

ディフェンスが常に不利な状況になるわけです。

 

100-0の試合を観たことは無いですよね?

いくら強豪と試合をしても、100-6くらいにはなるわけです。

※チームが棄権した場合は結果が20-0とかになると思いますが

 

なので、ディフェンスをする時は

「完全に阻止してやろう」

というよりは

「相手のやりたいことを、できるだけやらせないようにしよう」

と考えた方が現実的かと思います。

 

「防御」ではなく、「制御」というイメージでしょうか?

 

・ボールを保持しているオフェンスに対してのディフェンス

・ボールを保持していないオフェンスに対してのディフェンス

 

ディフェンスの成功率を高めるためには、

ボールを持つ前から駆け引きをはじめるのがおススメです。

 


【バスケ】ボールを持っていないオフェンスに「何もさせない」ディフェンス


 

ボールを簡単に持たせない「ディナイ」

プレイヤーをゴールに近づけさせない「バンプ」

相手オフェンスの戦意を喪失させる狙いです。

 

実践すると体力・フィジカルともにハードですが

その結果、相手がターンオーバーしたり

シュートを外したりすればディフェンス成功ですね。

 

ところで・・

ディフェンスの成功って、なにで判断するのでしょうか?

 

これは個人的な考えですが

得点を決められなければすべて、ディフェンス成功だと思っています。

 

オフェンスがシュートに失敗する要因は

ディフェンスがすべてではないかもしれません。

 

しかし、

ターンオーバーやシュートの失敗は

様々な要因が重なって起こると思います。

 

例えば、

「フリーで放たれたシュートが外れた」

これは偶然なのか?それとも必然なのか?

もしかしたら、その選手がボールを持ちシュートを放つまでの間、

執拗なディフェンスに対して体力を消耗していたかもしれません。

 

この場合、シュートを外したという結果が必然だった可能性があります。

 

そう捉えると、

シュートが外れた瞬間だけフォーカスされがちなディフェンスの成果ですが

失敗につながる要因をディフェンスが「点」として打ちまくることで

結果、シュートが外れたりターンオーバーするという「線」につながる。

これがディフェンスの成功だと思います。

 

YouTube動画を参考に

相手が嫌がるディフェンスを徹底されてみてくださいね♪

 

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【バスケドリブルスキル】ビハインド・ザ・バックをマスターしよう

バスケの試合中にドリブルしていたら、ディフェンスが急にボールに手を伸ばしてきて

どうしようもできずにスティール(ボールをとられること)されてしまったことありませんか?

 

フロントチェンジをすれば良かったのか?

いや、でもディフェンスがけっこうプレッシャーをかけてきていたから

安易にフロントチェンジもできない・・

 

そんな時に使いたいドリブルスキルが

「ビハインド・ザ・バック」です。

略してビハインド

バックビハインドと呼ばれることもありますね。

 

ボールと自分の手が接触している時に

「ひょい」っとボールを背中側を通るように回し、

反対側の手の方へもっていく。

 

ディフェンスの狙いを合気道のようにすり抜ける

さらっと使えればとってもかっこいい技です。


【バスケドリブルスキル】ビハインド・ザ・バック


こちらの動画では、ドリル用に連続で行う練習をしています。

是非、チャレンジしてみてくださいね。

 

もっともっとハンドリングスキルを向上させたい場合は

こちらの練習方法を取り入れてみてください。


【ハンドリング向上ドリル】片手連続ビハインド


このハンドリング・ドリブルスキルをマスターすることで

ディフェンスがドリブル中のボールを狙って手を伸ばしてきても

体を後ろに向けることなくサラッとかわすことができます。

 

是非、チャレンジしてみてくださいね♪

 

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【もうDFに触らせない】ショルダーレイアップシュート

試合中にレイアップシュートにいったら、

1・2ステップの途中でディフェンスにボールをスティールされてしまった経験、ありませんか?

 

私、やまぐちコーチも学生時代に何度もやられたことがあって(泣)

とっっても悔しい気持ちになります!

「あぁ!あともうちょっとで2点獲れたのに!!」ってやつです。

 

原因は、「フリーの状態でレイアップシュートを決める練習しかしていない」ことで

1・2ステップの際にボールを下にさげる(または左右に振る)癖がついていることで起きてしまう残念なプレーです。

 

もちろん、速攻のプレーであとはシュートを決めるだけという時は

気持ちよくボールを大振りしても良いと思います。

しかし、ディフェンスがいても、ボールに触らせないスキルを身に着けておくことで

得点力が一気に上がること間違いなし♪

そんなスキルを動画にまとめましたので御覧ください。

 


【DFに触らせない】ショルダーレイアップ


 

身体能力が上がってくれば、

空中で手首を返してレイアップシュートを決めることもできます。

フィンガーロールのスキルも同時に身につけておきましょう。

 


フィンガーロールレイアップ


シュートモーション中に関わらず大切だと思うことは

ディフェンスがいない場所でボールを保持することと、

ディフェンスがボールをはたいても簡単にはとられないように

ボールをプロテクトしておく(強く持ったり抱えたり)ことです。

 

視野の広さ、状況判断が必須なので

練習の時から顔を上げたり、相手ディフェンスや味方がどこにいるのかを

意識してプレーしてほしいと思います。

 

是非、参考になさってくださいね♪

 

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