一歩を踏み出す

こんにちは!やまぐちコーチです。

2022年も今日が最終日ですね。本年もたくさんの方に支えられ、新しい出会いもあり、大変お世話になりました。一生に一度しかない2022年はもうすぐ終わり、新しく2023年を迎えようとしています。

そう考えると今、顔を合わせられる人たちとの出会いは尊く、有り難いものだと感じます。2023年も「今」を大切にして過ごしていけたらと思います。

 

今年12月3日に公開され、話題となっている映画「THE FIRST SLAMDUNK」は、13年もの準備期間を経て私たちファンの前に姿を現した個人的には今年最高の衝撃を与えてくれた作品でした。

また、スラムダンクは“忘れかけていた熱いもの”を思い出させてくれました。

※以下、ちょっとだけネタバレ入ります。

 

「諦めたらそこで、試合終了ですよ?」

とか

「俺は、今なんだよ」

とか…

 

漫画全体を通してもそうでしたが、この映画でも、スラムダンクの名言たちは

“常にチャレンジャーでい続けることの大切さ”を、思い出させてくれます。

 

私の高校時代の恩師が言ってた心に残っていることは

「後悔だけは絶対にするな」でした。

この“後悔”とは何か?

 

辞書には、後悔とは

「してしまった事について、後から悔やむこと。」と記されています。

ここで言う、してしまった事=相手を傷つけたり、人に迷惑をかけたりすることであって、おそらく”チャレンジしたこと”ではないと思います。

辞書の内容は、”反省”に似た意味に近いのかな?と…。

 

バスケットボールや私生活の中で、

「一歩踏み出す」のか「その場にとどまる」のかを選択する場面は多くあると思います。

一歩踏み出す=チャレンジする

その結果、ダメだった時は後悔ってそこまで残りませんが、チャレンジしなかった時の方が”後悔”はずっと残ります。

一歩を踏み出すその瞬間は、その瞬間にしか存在しないこともあるからです。

 

THE FIRST SLAMDUNKの監督であり、SLAMDUNKの作者である井上雄彦先生は、

「痛みを乗り越え、一歩を踏み出す」

主人公の姿を映画の中で描いたと後から語っていますが、製作に関わった自分の姿もまた同じであったそうです。漫画を書くことと全く違って、たくさんのプロフェッショナルな製作スタッフに自らが描いて伝える必要があった。説得力のある絵を描くために、ひとつひとつの精度を上げる必要がある。

井上先生は、今回の映画製作を通じて「絵がうまくなった」と実感しているそうです。妥協なく人に描いて伝えることを映画製作の中で続けることは、きっと想像を絶するほど骨の折れる作業に違いないのですが、その痛みを乗り越える経験は、おしなべてマンガに帰ってくることを体験したそうです。

挑戦が本人に残したものとは、それは結局、マンガ家、井上雄彦としての成長だった。

※ザ ファーストスラムダンク リソースより

 

 

やるかやらないか?迷うならやった方が後悔は残らない。

全てにおいて言えることでは無いかもしれませんが、一歩踏み出してみることは大切です。そして、一度チャレンジしたからには、簡単にあきらめない事も大切だと思います。

簡単にあきらめる人は、きっと、チャレンジしたことを後悔するのだと思います。

何にしても、諦めることはとても簡単で、とても気持ちが楽になるものです。

 

でも、自分ができることを精一杯、妥協せずにやり尽くした結果、続けることをあきらめた人には

後悔の念はどこかにあったとしても、その経験値が自分の“糧”=”スキル”になっていくのだと思います。

 

2023年も、チャレンジを続けましょう。

そして、後悔すら糧にして、走り続けましょう!

 

本年もありがとうございました。

来年も引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

バスケットボールを、もっと身近に。