【バスケ】シュート練習をする時に大切なこと

あなたはどのくらいシュート練習をしていますか?

 

1日100本?

それとも200、300と練習していますか?

 

シュートを放った瞬間、相手ディフェンスのブロックショットさえなければ

放ったシュートは狙い通りにバスケットに向かい

リングの内側にボールが収まれば絶対に得点になるのが

バスケットボールのシュートです。

 

サッカーのようにゴールキーパーがいたり、

シュートを放った後に邪魔をしてくるディフェンスはいません。

※バスケットボールでリングの高さを超えたボールをディフェンスが触ったら、ゴールテンディングがコールされて得点が加算されます。

 

つまり、バスケットボールのシュート練習は、

やればやっただけの成果が上がるものです。

「努力は報われる」ということですね。

 

しかし、どのような努力でも

やり方が間違っていたり、量が不足していれば実りません。

 

同じシュートの量をこなしていても

試合中に得点がとれるようになる選手と、そうでない選手に分かれてしまいます。

 

では、どのように練習をすればシュートが高確率で入るようになるのか?

試合でシュートを決められるようになるのか?

この記事では、シュート練習をする時に大切なことをお伝えしていきます。

 

バスケットボールの大きさ

バスケットボールの直径が何センチか知っていますか?

小学生が公式球として使用するバスケットボールの大きさは5号球で

その直径は22cm(メーカーによって誤差はあります)

中学生から大人まで共通したバスケットボールは7号球で

その直径は24.5㎝です。

 

バスケットゴールの大きさ

次に、バスケットリングの大きさは直径何センチでしょうか?

地上3メートル5センチに位置しているリングをみると、

目の錯覚もあり小さく見えますよね。

 

答えは、直径45センチ

思った以上に大きいことがわかります。

 

どのくらい大きいのかというと・・

小学生用のバスケットボールが横に2個入る大きさで

それをしても1センチの余白があることになります。

 

シュートはなぜ外れるのか?

それでもなぜ、私たちはシュートを外してしまうのでしょうか?

それはとてもシンプルです。

 

リングの直径が45センチに対してボールは7号球で24.5センチ

ボールがリングのちょうど真ん中を通過する時、

前後左右に10.25センチの余白ができます。

 

つまり、放ったシュートに「10.25センチ以上のズレ」が生じた場合に

シュートは外れるということになります。

 

シュート練習とは、

前後左右に10.25㎝以上のズレを出さないように、0.1ミリ単位で

中心に向けて軌道修正していく作業になります。

 

世界のシューターに共通しているたった1つのこと

「世界のシューター」=「NBAでも屈指の名シューター」で良いかと思います。

歴代でも多くのシューターがいますが、

スポットシュート(3P)では80~90%以上の確率でシュートを決めることができる実力を持っています。

 

彼らに共通する「たったひとつのこと」とは何でしょうか?

 

それは、シュートを放った時の手首のスナップ、

「人差し指、中指、薬指がまっすぐ床を指す」です。

 

名シューターもそれぞれ別の人間です。

「個体差」というものがあります。

シュートフォームはそれぞれ少し違っています。

 

足の開き方、つま先の向き、フォロースルーの角度・・

細かな違いを上げればきりがありません。

 

しかし、ボールが体から放れる最後の部分だけは

共通しているというのは、大変理に適っていると思います。

 

大前提として、シュートはまっすぐ飛ばすべきだと思います。

左右にズレることはシュートを放つ上で絶望的です。(きつい言い方ですが)

 

おそらくですが

シュートをまっすぐ放つ上で、ボールを押し出す最後の手・指先は同じ動きをさせる必要があるという点において、どの人間にも共通して言えることなのだと思います。

 

良いシュートとは?

シュートが外れる理由は、10.25センチ以上のズレが生じるからというのは前述しましたが、この理論からすれば良いシュートというのは

「スウィッシュ」一択になるのではないでしょうか?

 

スウィッシュとは、バックボードにも、リングにも当たらない

ネットのみを揺らす「スパッ」と入るシュートのことです。

 

実際にスウィッシュを狙ってシュートを打ってみると

その再現性の難しさが良く分かります。

※私はシュート指導中にスウィッシュの見本をみせるのですが、しばらくスウィッシュできずに変な空気が流れることがあります(笑)

 

動画でも解説していますのでご覧ください。


【バスケ】シュートが入る「秘密」教えます


良いシュートの再現性を高めるには

連続でスウィッシュのシュートを成功させる=

良いシュートの再現性を高める=アーチの再現性を高めることが必須になります。

アーチとは

「ボールが放たれてからリングに吸い込まれるまでの道のり」です。

※↑動画の中でのアーチについての説明がちょっと下手なのでこちらのテキストを参考にしてください。

 

スウィッシュが出た時の軌道(アーチ)を繰り返すことができれば

もちろんスウィッシュは連続して再現することが可能になります。

 

現在は、スウィッシュの軌道が見れるアプリも登場しているので

それを用いて練習するのも良いでしょう。

同じ角度から撮影した動画で見返してみるのが良いかもしれませんね。

 

シュート練習で大切なこと

1日に使える時間は人類みな同じ、24時間です。

限られた時間の中でいかに効率良くシュート練習するか?

というのは非常に大切ですが、シューティングマシンなどを使って

とにかく本数を稼ぐような練習を続けても、その努力は実らない可能性があります。

※もちろん、シューティングマシンは超効率的に練習できるので超絶おススメです。

 

「とにかく体に覚えさせるんだ!」という気持ちで100本シュートを打ち続けても

シュートが外れる=良いシュートフォームで打てていない

状態で2本も3本もシュートを外すという練習では

悪いシュートフォームを身につけるための努力をしてしまっていることになります。

 

人間の「脳」「筋肉」は、目や耳から入ってくる情報や運動動作を

善悪分け隔てなく記憶する性質があります。

※というより、脳は良し悪しの判断ができずに記憶してしまう

 

不思議なことに、シュートを2本以上連続で外すと、

悪いシュートフォームが勝手に記憶されてしまうそうなのです。

逆に言えば、良いシュートフォームで、良いシュートを連続で決めていけば

その運動動作が記憶されていき、シュートの上達につながります。

 

もちろん、練習や試合で連続で外すことはありますが、

とにかく闇雲にシュートを打つ練習方法ではなく、

「1本打った後のシュートフォームの是正」が大切です。

 

シュートが外れた時、「今のシュートはなぜ外れたのか?」を考える。

自分なりに答えを出せたら、またシュートを打ってみる。

入ったらそれを続けるように意識し、

また外したら、外れた原因をみつける。わからなければコーチからもアドバイスをもらう。

 

左右に曲がりやすいのであれば

左右に曲がる原因を探す。

前後にズレやすいのであれば、

前後にズレる原因を探す。

 

それはボールを持った瞬間からボールが手から放れるその瞬間まで

自分のどこかに必ずあるはずです。

 

シュート練習で大切なことは、世界のシューターを模倣しながら

自分を疑い、自分を信じて、自分にとことん向き合うことだと思います。

 

それができれば、

同じ本数を練習したプレイヤーでも大きな差が生まれると思います。

 

選手によって難易度を変える

シュート練習は、その選手の現在のスキルや年齢に適した内容で進めていく必要があります。

バスケットボールをはじめて間もない選手に

シュートフォームについて論理的に指導し過ぎるのは良くないかもしれません。

 

「どうやったらリングにボールが届くんだろう?」なんていう

一種のクエスト的な時間を楽しむ環境を作ってあげた方が、

自分の力でシュートが入るようになったという達成感を味わい

バスケットボールへの愛が深まる要因になるかもしれません。

 

また、ある程度スポットでのシューティングの確率が上がってきた選手に対して

根拠も無く更にシュートを打ち込ませる練習よりも

他の動作を入れてシューティングの強度を高める(より試合に近いシチュエーションを意図的に作る)ことで、実戦での確率の向上を狙うことも大切だと思います。

 

選手のレベルに合った練習を提供できるようにするのは

コ―チング力の見せどころかもしれませんね。

 

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

現役でバスケットボールをされている方も、趣味程度にバスケットボールをされている方も、ご自身のシュート練習の参考情報となれば幸いです。

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